都内勤務ギリギリOLの日常

憧れの大都市TOKYOでド田舎育ちの芋女が奮闘するそんな毎日

短大時代

 

みなさま今日もお仕事お疲れまでした!

 

私は最近、新しいポジションの研修が始まったばかりで

 

毎日微緊張しながら、お仕事柄目と頭を酷使しております。。

 

おうちに帰ってきて飲むホットコーヒーに癒されながら

 

このブログに向き合う時間が平日の少ない楽しみです。

 

というわけで今日は短期大学時代のお話です!

 

 

 

 

 

 

前回のブログにも書かせていただきましたが

 

私にとって“逃げ道”として選んだ短期大学進学。

 

もちろん当時は将来の夢に向けた最短ルートだから

 

と、もっともらしい理由をつけてそれを自分自身にも言い聞かせていました。

 

ただ、一つだけ魅力的だと感じていたのが認定留学制度。

 

半年間という短い時間でありながら、現地にてある程度の成績を修めることができれば

 

それを短大の単位として認めてもえらえるため、

 

留年せずに2年間でストレート卒業が可能になるという制度です。

 

そもそも中学生の頃から

 

「大学生になったら絶対留学する!!!」

 

と言い放っておりましたので

 

支えてくれた両親も、あ、はいはい行くんでしょ、いいよいいよ

 

と快諾してくれました!

 

ほんと親って偉大です。

 

 

 

留学先として、カナダかオーストラリアのどちらかを選択でき

 

私は迷わずカナダを選択しました。

 

理由は、かなりお勉強量がヤバイと噂の語学学校だったから。

 

そしてシンプルにアメリカ英語のようなアクセントに憧れていたから。

 

それまで一度も海外旅行なんてしたことのなかった18歳ド田舎育ちが

 

満を持して羽田空港から異国の地へ旅立ったのでした。

 

 

 

 

現地での生活は、何もかもが新鮮でした。

 

新しい土地、空気、街並み、人々、文化、におい、温度感、日差し、言語・・・

 

それらを私の心と体すべてでめいっぱい吸収することに必死で

 

ホームシックになる余裕はありませんでした(笑)

 

ただ、定期的に日本語や活字に触れたくなることがあり

 

電子書籍を買ったりNHKニュースを見ちゃったりなんかはしてたかな。

 

毎日の個人的な日記ですら頑張って英語で書いてましたから!

 

 

 

語学学校でのお勉強は、噂で聞いていた通りめちゃめちゃ大変でした。

 

現地大学への編入を目指すカレッジに付属している語学学校だったので

 

授業内容が何ともアカデミック!

 

まずレベル分けテストを受けてクラスを振り分けられ

 

そのクラスで7週間授業を受けます。

 

途中に課されるプレゼンテーションやエッセイの提出、

 

そして最後に行われるリーディング・リスニングに合格できれば

 

次のレベルのセッションへ進めるという仕組みでした。

 

当時英語が少しできるつもりでいた私ですが

 

レベル1~7のうち、なんとレベル3からのスタート。

 

入国してレベル分けテストを受ける1週間ほどの間で

 

自らの英語力の無さには痛いほど気づかされていたので

 

レベル3からでも思っていたより良い方だと感じました。

 

そこから無事3セッション、レベル5まで終えるのですが

 

いや~すさまじい勉強量でした。

 

 

え?これ土日分の課題でしょ?っていう量のリーディングの問題だけではなく

 

オンラインでのリスニング問題3つ、そして担任の先生との交換日記的なやつ・・・

 

それが平日1日分の宿題でした。

 

土日なんて遊びに行けたもんじゃありません。

 

ほとんど土日は学校の図書館にこもり、辞書を引きながら問題に向き合うこと6時間

 

なんてざらでした。。

 

特に私が苦手だったのがプレゼンテーションやエッセイ。

 

プレゼンテーションは、与えられたテーマについて個人だったりグループだったりで

 

調べ学習を行い、資料を作成しクラスでの発表に向けた準備を行わなければなりませんでした。

 

エッセイは特にレベル5がめちゃめちゃ大変で、

 

それまでの2セッションで学んだ基本的な書き方(アカデミックライティング)はもちろんのこと

 

使用する単語のアップデートや、結論と理由が強く結びついていることなんかも

 

必ず求められました!

 

こうなってくると、よく現地で見かけた留学という名の遊びに来ただけの学生ノリでは

 

絶対に乗り越えられません・・・

 

もちろんたまには観光に行ったり現地の友達とおでかけしたりもしましたが

 

蘇ってくるのは図書館とか、カフェとか、ホームステイ先の自室とか。

 

よく頑張ったな自分と、この時だけは褒めてやりたいです。

 

 

 

 

 

 

加えて私は、どうしても帰国後のTOEICスキルを伸ばしたかったので

 

クリスマス休みとなる12月の最後の2週間も

 

語学学校とはまた違う、日本人が運営する日本人のためのTOEICスクールに

 

一時的に入学しました。

 

多分休んだのは31日と1日くらいだったかな?

 

それ以外は朝から夕方まで授業を受け、夜はカフェや自室でお勉強。

 

留学前495点しかなかったスコアは・・・・

 

なんと帰国後860点まで上昇しました!!!!

 

私の数少ない人生成功体験です。

 

 

 

 

もちろん、語学はしっかり伸ばすことができたと感じていますが

 

やっぱり価値観とか凝り固まっていた思考とか

 

そういうものへの刺激を多く受け取ることができたと思います。

 

留学に行かれたみなさん、こういうことをおっしゃると思いますが

 

私も事実そう感じています。

 

同じセッションを受講していたクラスメイトは、

 

ブラジル、サウジアラビア、中国、韓国、ロシア出身などなど

 

そして何より年齢が幅広いのです。

 

50代の男性なんかもいらっしゃいました。

 

 

 

 

何歳になっても人生勉強。

むしろいくつになっても勉強ができるんだ。

 

 

 

 

 

 

そう思えるようになったことが、今の私の原動力になっているような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして帰国!

 

帰ってきてからは正直就活のことしか覚えていません。

 

あれだけ憧れてすべてを捧げてきた職を得るべく、

 

日本全国を飛び回りました。英語できます、という自信だけを連れて。

 

 

 

結果として第一志望の会社から内定をいただくことができました。

 

泣いて喜び、泣いて両親や友達にも報告し、すべてが報われたと思っていました。

 

頑張ってきてよかったと!

 

 

 

 

ただ、今の私から言わせていただけるのなら

 

あなたが思うよりもあなたは無知だよ。

 

ということです。

 

視野が狭すぎたのです。

 

就職活動をするにあたり、その憧れていた業界だけではなく

 

どんな求人がどのような応募条件で出されているのか

 

お給料や福利厚生はどうなのか、休日は・・・・

 

きっとそこもちゃんと確認できていれば

 

大学編入や資格取得等も検討できていたのではと思います。

 

こういうところって、変に夢がない学生の方がしっかり向き合ってるのでは?

 

なんて思っちゃいます。

 

 

 

 

 

今こう思えるから、私も少しは成長しているのかな(笑)

 

 

 

 

 

最終的に夢を叶える最短ルートとして入学した目標は達成。

 

でも、留学と就活以外は特に何の記憶もない学生生活。

 

20歳になり形式的には大人になった私なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

その後いよいよ、憧れの東京!憧れのお仕事!キラキラライフ!

 

 

のはずでしたが・・・?